小説書くならこうでないと、という様な意識だけは持っています。別にそれ以外を否定する意図では無くて、あくまで私が小説書くにはこうだ、という話です。

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その1 小説家は、色々な想像が出来ないといけない。

小説業というのは、基本的に「ゼロから1を生み出す」職業だと思います。

これは特に私は、同人小説やっててそこからオリジナルに進む際に相当苦労したので、よく分かります。

完全オリジナルな小説、というのを作ろうと思うと、まずキャラに愛着を持ってもらう為の工夫だとか、ストーリーを読んでもらえるようにする工夫だとか、とにかく頭を使います。

 

その上で、想像力が読み手に劣っていてはどうしようもありません。読み手が「そう来るか!」と思ってもらえる様な展開。これこそ目指す所です。

もっとも、私の小説はミステリーとかでは無いので、そこまで読み手の想像力を越える部分、というのを厳しく求められるジャンルではありませんが、それでもある程度は越えないと、読み手の方が「あー、またこれか」的なリアクションになってしまいます。

 

ですから、まず第一義として、小説家は「読者を越えるだけの想像力」を具備するのが当然と言えましょう。

これはジャンルによって「どの程度」かがかなり異なってくる部分でもありますので、個々人でご自身のジャンルを考えられて、この位であればOKかどうか、というのを考えてみて下さい。

その2 小説家は、たまには専門外の本も読まないといけない。

自分の専門系の本、というのは、ある程度読みやすいものです。私であれば、法学系の書物を読むのには何の苦労もありませんし、実用書の中でも自己啓発系は好きで幾らでも読めます。

けれど、そればかりに偏っていると、いずれ小説の世界、というのが狭苦しいものになってきます。

 

読書の影響というのは馬鹿に出来ないものがありまして、その人がどういう本を読んでいるか、というのが、時として作品から垣間見える事があります。

もちろん、その一番影響を与えるのは、「小説」です。どういう小説を読んでいるか、というのは、結構ストレートに文章になってしまうものです。

だからと言って小説を読まない、という選択肢は ちょっと待った です。ザックリですが、読まないと書けません。

 

完全オリジナル小説であっても、結局は「小説の型」みたいなものは何処かからインプットしなければいけません。

それが既存小説なのか、エッセーなのか、または古典なのか翻訳物なのか等により随分異なってきますが、小説を書くのであればまず何か型が必要なのは間違いないです。

その型があり、そこに想像力ベースのアイデアがあり、その上でよく走る筆が乗ってくれて初めて、作品は活き活きとしてきます。

 

もし今あなたが、ラノベしか読んでいない、というのであれば、多少小難しくはなりますが、夏目漱石だとか古典の名著を読んでみることをお勧めします。

古典の名著は、まだ日本に確固たる型が無い時代に、更に古典と呼ばれる(学校で「古典」の授業で出てくるような)作品を下地にして、作られている事もあったりします。

実験的な見地で書かれた名著も古典に多くあり、そういう先駆者の方々の苦労があってこそ、今の時代の小説に繋がっていくのです。

 

ラノベも、昔のライトノベルというのはまだあそこまで「ぶっちゃけては」いませんでした。

それが、実験的作品が次々上梓されて、その中で今の様な、ぶっちゃけスタイルのラノベが登場しました。

今のラノベは、メディアミックスを主眼に置いたものが多いですね。それだけ『映像・アニメ』という物との親和性が高いフォーマットになっているものと思います。

 

一発稼ぎたいのであればメディアミックス。なんて言われますが、これも結局同じアイデアを何度も焼き増しして許されるのはEVAくらいなものです。

メディアミックスを狙うにしても、しっかり色々な本を読んで、新しい糸口が無いか常にアンテナを高くしておくことは、非常に重要だと思います。

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その3 小説家は、タフでなければならない。

先日「小説家になろう」サイトでもって、1つの小説を読みました。

上位が軒並みラノベのフォーマットのものばかりの中にあって異色な、「小説家になろうサイトで奮闘する小説家」が主人公の小説でした。

 

そこで語られていたのは、いわゆる「良いね!」的な部分で一喜一憂が非常に激しい主人公の有様でした。

これは出版すれば自ずと分かってくる話ですが、どんなに自分では会心の出来だと思っても、読者さんには響かない、というケースが出ます。

同人時代抜けもそれで結構苦労しました。読者産との共通項があれば簡単に盛り上がれるのですが、如何にオリジナル世界でもって共通項を生み出すか。これは今でも私の悩みだったりします。

 

タフさ、というのは、結局「どれだけ叩かれようが、または内的にエネルギーが枯渇しようが、書き続ける力」です。

内外からのダメージに対して、それを斬り返してパワーに変える力。それこそが、小説家に求められるものであります。

まとめ これ以外にも色々ありますが……

ここから先は実作が上がっていない身が言っても説得力が無い項目ですので、今日の辺りはこの辺にて。

実作が上がってきたら、またこれの続きをつらつら書こうと思っています。

 

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