これまで散々に小説の理屈を述べていましたが、実際に白紙にタイピングしていく作業には取りかかっていませんでした。

 

それは、ちょっとしたことです。きっかけが無かった。

勿論、天性の小説家にとっては、きっかけなど無くても小説は書けるかも知れません。また職業小説家の方も、締め切りがありますからきっかけ云々と言っている余裕はありません。

 

ですが、素人小説家である私は、どうしても自分に甘くなります。書かない・書けない。そういう言い訳が通ってしまうのです。

小説を書いている自分、というのはとても好きです。ただ、書き始めの最初の苦労、というのはとても苦手です。1行目が埋まらない。

 

それで、少し方向転換してみることにしました。

今までは、純文学指向の方向性で小説を書こうとしていました。これはこれで今後も挑戦を続けていくつもりです。

ただ、ちょっと領域を変えて。ラノベを書こうかなと。

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元々同人小説家の頭の中はラノベと近い

そうなんです、元々二次創作が主軸の同人小説家にとっては、筆調というかテイストが、ライトノベルに近いんですよね。

勿論、ライトノベルと言っても種々様々ですから一概には言えませんが、この間図書館で借りてきた本で「あっ、ラノベって、同人小説に似てる!」と気付いたのです。

 

同人小説を書く場合、基本的な要素は「萌え」です。どれだけ自分のキャラ愛を発揮出来るか、というのがメインです。

そして、ライトノベルも基本的に「萌え」が主軸のノベルです。恋愛感情はあっても恋愛しない、大団円となっても誰かと確実に結ばれる事が約束されるような世界では無い。

そういう『世界』がライトノベルだ、というのを、図書館の本1冊で分かったんです。それで、これなら自分でも書けるなと思ったんです。

 

ライトノベルというと、基本的に長文を書けないとどうしようも無い。長文というか、長編ですか。長いストーリーになります。

商業的に考えれば更に、メディアミックスとかアニメ化とかするとなると当然、かなりの長いストーリーが要ります。

ただ、萌えを核にして書いていくと、存外ページ数というのは「進んでしまう」ものなのです。

 

萌え、と一言で言ってしまうと漠然としますが、私の萌えは割と日常の延長線上にあります。

ちょっとした仕草に萌える。萌え袖で肉まん食べてる姿とか、良いですね。ほっこりします。

 

ただしかし、私の萌えの原点は、PCゲーム『こみっくパーティー』の「あさひちゃん」です。

あの愛くるしい、どうしても自分が上手く表現できずオドオドしてしまう姿がとても萌えます。

こみっくパーティーが既に15年程度前の作品なんですかね、でも私の中に居るあさひちゃんは、一向に色褪せません。

 

それだけ継続性、持続性があるのが、真の萌えです。ある意味病気ですね(笑)。

そして、その萌えパワーを活用して、今度は新しいライトノベルに挑戦しようとしています。

 

何でも、図書館の本に言わせると、ライトノベルは「自意識過剰な主人公をたくさんのヒロインが構いまくるストーリー」なのだそうです。

そう言われて、ちょっとライトノベルを読んでみると、確かにそういう構造になっている。ほー、テンプレートなんだ、とちょっと驚きました。

 

物語にテンプレート、というと、オリジナリティーが無いじゃ無いかとかご批判がありそうですが、いや、場合によっては無くて良いんです。

水戸黄門クラスを想像してもらえば分かると思いますが、黄門様が江戸入りする時以外、ストーリーに大きな変化はありません。延々マンネリです。

けれども、固定視聴者がしっかりついています。勧善懲悪のストーリー、この型押しもテンプレートです。それでも視聴者はいる。

 

ライトノベルもどうやら同じようなんです。流れの速い業界ですから流行廃りはあるとは思いますが、それでも基本のテンプレートを押さえているだけで、話はかなり変わってきます。

要は、主人公に構ったり構われたりするヒロインが、数名。十数名とかでも良いんでしょうが、最初はまず数名の作品から作っていきたいと思います。

ライトノベルの新人賞

ライトノベルの新人賞は、各社募集しているところもあるのですが、個人的な戦略としては、「小説家になろう」サイトの投稿小説新人賞を活用しようと思っています。

まだ自分がそこまで凄い実力があるなんて到底思えませんが、今の出版業界の不振を考えると、新人発掘にコストと時間が掛からない「なろうサイト」からの発掘、というのが、ラノベ制作者側の常道となっているようなのです。

 

電撃とかで一挙にメディアミックスデビューとか素敵ですが、そこまでは言いません。個人的には、まず第一作しっかり認めてもらう事。

それが出来て初めて、大作に挑む事が出来るようになると感じています。最初から大作にトライするのは、ちょっと実力的に厳しい感じがします。

 

新人賞ですから、必ずしも「完璧」は求められません。ただ「完璧なライバル」がいれば、蹴落とされます。その辺り運の要素もあります。

けれど、新人賞に出す、といつまでも口で言っていても、それだけでは決して受賞できません。応募作を書かねば。書いて初めて、です。

 

と言う訳で、今日辺りから書き始めていきたいと考えています。3章ほどストックが出来たら、「小説家になろう」サイトにも順次投稿していきたいと思います。

 

 

 

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